11日後場の日経平均株価は、これといった材料のない中、ドルが下げて輸出株が足を引っ張ったが、売りにも勢いがなく、前週末比48円38銭安の9719円70銭と3営業日ぶりに反落して引けたようだ。東証1部の出来高は20億3354万株。売買代金は1兆2154億円。騰落銘柄数は値上がり906銘柄、値下がり638銘柄、変わらず134銘柄。

11日の東京外国為替市場のドル相場は、海外市場でドル安が進んだことから下落で終わった。午後5時現在は1ドル84円72~77銭と前週末比52銭のドル安・円高だった。米国の予算案協議のもつれに対する懸念からドルが売られたのを引き継いようで、朝方は一時85円台に乗せたが、実需の売りに押されて伸び悩み、午後は84円台後半の狭いレンジで動きも乏しかった。
 
円相場が1ドル84円台に上昇したことが嫌気され、自動車など輸出株は全面安となったようだ。トヨタが80円安の3,260円と大きく下げた。三菱重工も小幅な反落だったが、コマツだけは小幅に値を伸ばして引けている。
 
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