10日付の香港紙・東方日報によると、英海軍が売りに出した空母「インビンシブル」の入札に参加した英国籍の華人実業家(香港出身)は9日、落札できなかったことを明らかにした。実業家は同紙に「政治的な理由ではないと思う」と述べたが、空母が中国に回航され、同国海軍が国産空母建造の参考にすることを英海軍が懸念した可能性もある。実業家は、空母を購入できた場合、中国広東省でインターナショナルスクールの校舎として使いたいとしていた。空母は結局、トルコ企業がスクラップとして200万ポンド(約2億6000万円)で落札したという。
 
「空母作るぞ、作るぞ」と言いながらあちこちからボロ船ばかり買い漁って未だに形にならない中国、空母とはかくも建造に高度な技術が必要な艦船なのか、はたまた技術力が低いのか、そう言えばロシアからテーマパークにするとか言って買い込んだ空母はやっとこそれなりの形になってきたようだ。米国の原子力空母ばりの完成予想図などあちこちに出まくっているが、まだまだ道のりは遠いか。
 
それに比べて我が海上自衛隊、飛行甲板が巨大な艦橋構造物で分断されたへんてこりんな艦型図で世間を煙に巻きながらあっという間に軽空母、自衛隊はDDという艦籍符号をつけて駆逐艦だと言い張っているようだが、3隻を建造してしまうのは天晴れというべきなのだろうか。金さえかければ機動部隊復活も夢ではないだろうが、その辺りがネックか。
 
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