31日後場の日経平均株価は、上海総合指数は上げたが、何しろドル・円が82円を割り込むなど上値が重かったことから、輸出株を中心に安値圏で停滞して、前週末比122円42銭安の1万237円92銭と大幅に続落し、昨年12月30日以来の安値で取引を終えたようだ。政府は足元の崩れかかった国会運営にかまけて市場を見る余裕などないようだ。東証1部の出来高は19億7319万株。売買代金は1兆4622億円。騰落銘柄数は値上がり332銘柄、値下がり1233銘柄、変わらず105銘柄。

31日の東京外国為替市場のドル相場は、1ドル82円挟みの展開が続いた。緊迫するエジプト情勢を背景に積極的な取引を手控える流れとなっており、午後5時現在は82円04~07銭と前週末比59銭のドル安・円高だった。地域的な危機があると円に走るが、1000兆円も借金がある国の通貨が安全資産だろうか。
 
相場が下落している中で円高・ドル安を嫌って、輸出主力の自動車株は軟調な動きが目立ったようだ。ホンダ、日産などが軒並み下げる中で、トヨタは10円高の3,400円と小反発。ダイハツ工業、日野自動車もしっかりだったようだ。しかし、三菱重工、コマツともに相当な下落だったようだ。
 
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