28日の日経平均株価は、アジア株の低調と先物の売りで、投資家の心理が冷え込んだのか、前日比118円32銭安の1万360円34銭と大幅反落。終値としては4営業日ぶりに1万400円を割り込んだようだ。週末の手控えで、戻りも鈍かった。東証1部の出来高は21億688万株。売買代金は1兆5588億円。騰落銘柄数は値上がり263銘柄、値下がり1318銘柄、変わらず90銘柄。

28日の東京外国為替市場のドル相場は、米国の実質GDP(国内総生産)発表を控え、1ドル82円台後半でこう着状態となったようだ。午後5時現在は82円63~66銭と前日比23銭のドル安・円高だった。輸出企業のドル売り・円買いが出て、やや値を下げたが、午後は2010年第4四半期(10~12月)の米実質GDP速報値の発表を控え、様子見が広がったようだ。83円台では輸出企業のドル売り、82円に迫ると個人やFX業者の押し目買いで、相場が82円の半ばに張り付くが、来週は米ISM製造業景況指数、ADP全米雇用報告、米雇用統計など米国の景気動向を示す重要指標が出てくるのでやや動きが出そうだという。
 
トヨタは冴えない。三菱重工もやや下げたが、コマツだけが大きく値を伸ばしている。米国キャタピラーの好決算が刺激になっているとか。悪いことではない。
 
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