14日の日経平均株価は、ドルが落ち込んだことと中国の利上げ観測で重いところに週末の売りが入って、前日比90円72銭安の1万499円04銭と3営業日ぶりに反落し、終値としては1月5日以来、約1週間ぶりに1万500円台を割り込んだ。東証1部の出来高は24億5993万株(うちSQ分は概算で1億8300万株)。売買代金は1兆7867億円(同1741億円)。騰落銘柄数は値上がり581銘柄、値下がり937銘柄、変わらず153銘柄。

14日の東京外国為替市場のドル相場は、中国の利上げ観測が重しとなり、ドルがさえず、上値の重い展開が続いた。午後5時現在は82円50~53銭と前日比49銭のドル安・円高だった。この日のドル円相場は82円台後半からずるずると値を下げた。市場では中国が追加の利上げに動くとの観測が出て、景気が減速するとの警戒感から安全とされる円に資金が流れたようだ。今夜の米小売売上高は、米年末商戦は好調だったとの織り込みで、下げればさらにドルが売られる可能性があるとう。
 
引けにかけては下げ幅をやや拡大して、一時1万0500円挟みの値動きとなった株価だが、ドル安で輸出株の一角も売られたが、トヨタが堅調となったことから、地合いは強いとの見方を示しているようだ。三菱重工も小幅ながらあげているが、コマツだけは中国風のせいかやや押し戻されたようだ。
 
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