21日の日経平均株価は。、中国がEU(欧州連合)支援を表明したとの報道をきっかけに買いが加速したようだ。アジア株高も支援材料になり、一段高となったが、ドル・円が伸び悩んで、買いが一巡りすると動きがなくなったようで、それでも前日比154円12銭高の1万370円53銭と3営業日ぶりに反発して引けた。東証1部の出来高は16億973万株。売買代金は1兆1305億円。騰落銘柄数は値上がり963銘柄、値下がり552銘柄、変わらず154銘柄。騰落レシオは前日比0.09ポイント上昇の146.55%。

21日の東京外国為替市場のドル相場は、年末を控えて市場は閑散として明確な方向感は出にくいようで小幅な値動きにとどまったようだ。日銀の金融政策も市場の予想通りだったことから相場への影響は限定的だったようだ。午後5時現在は1ドル83円72~75銭と前日比14銭のドル安・円高だった。
トヨタ自動車は、11年の国内販売台数を10年見込み(157万台)比17%減の130万台とする計画を発表した。減少は2年ぶり。エコカー補助金終了の反動で、世界不況の影響を受けた09年(137万5000台)を下回り、1977年(130万3000台)以来34年ぶりの低水準に落ち込む見通しとなった。

 11年の国内生産は5%減の310万台。2年ぶりの減少で、雇用維持のため「死守する」(幹部)としてきた320万台を割り込み、99年(311万8000台)以来の水準に落ち込む。その分は設備縮小などで対応するという。世界販売は、国内減少分を海外の需要増で補えるとみて、3%増の770万台に設定した。ダイハツ工業と日野自動車を含むグループの世界販売は前年比3%増の861万台を計画しているという。
 
それでも株価は持ち直して上げている。三菱重工もコマツも同様に反発して引けているのは全般に値が伸びたせいだろう。
 
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