時事通信社が10~13日に実施した世論調査で「次の首相にふさわしい人物」を聞いたところ、自民党の石破茂政調会長が8.4%で、前回11月調査の3位から1位に浮上した。菅直人首相と答えた人は、前回比1.1ポイント減の6.9%。順位も2位から5位に下がった。
 
新党改革の舛添要一代表が8.0%で2位、みんなの党の渡辺喜美代表が7.0%で4位と、上位には野党党首が入った。ただ、自民党の谷垣禎一総裁は3.2%で、前回より1.4ポイント増えたものの、10位にとどまった。

民主党では、前回トップの前原誠司外相が7.2%で3位に後退。岡田克也幹事長は6.3%で6位、小沢一郎元代表は4.2%で9位と、いずれも前回より順位を落とした。調査は全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は66.2%だった。 
 
現政権である菅内閣だけでなく、政党としての政権担当能力を疑問視されるようになってきた民主党、政治家個人の評価が下がるのはそのせいだろう。石破氏がトップに躍り出たのは、超他力本願のこの国の国民がしっかりとものが言える強い指導者を民主党以外の政党に求めた結果だろうか。
 
枡添氏が2位というのはちょっと解せない。氏にさほどの強い指導力があるとは思えないが、まあ、口は立つようだから、その辺りが評価されているのだろうか。自民党の谷垣総裁は物言いがはっきりとしないし、今一つ強さを感じられないので評価が上がらないのだろう。
 
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