政府は12日、週内にも閣議決定する新たな防衛計画の大綱(防衛大綱)案で示す陸上自衛隊の定員数を、現行大綱から1000人削減し、15万4000人とすることを決めた。北沢俊美防衛相と野田佳彦財務相が同日、財務省で会談して合意した。

現在、陸自の常備自衛官は14万1000人で、有事など招集を受けた場合に出動する即応予備自衛官は7000人。これを踏まえ財務省は当初、陸自定員を14万8000人以下とする方針だった。しかし、中国が南西諸島海域で活動を拡大しており、防衛省は南西諸島防衛に陸自も展開する必要性を主張。北沢、野田両氏は1000人の削減にとどめることで折り合った。
 
人員を減らしても火力、機動力を強化すれば対応可能と思うが、金勘定だけで人員や装備を決めるのはどうかと思うが。例えば、拡大改良型「改おおすみ型」を3隻くらい作ってヘリを充実させれば離島防衛も可能だろうと思うが、そうすると護衛艦も増やさないといけないか。ついでに戦闘機の数も40機増やしてF-2を追加生産すればいいのに。そうすれば、F-35も成り行きを見て出来が良ければ買えば良い。しかし、5年間の予算額が23兆5千億円ほどというと年額にして4兆7千億程度、現状維持の予算だなあ。子ども手当や高速道路無料化、高校授業料無料化などのばらまき政策は止めて防衛費に回しても良いだろうに。それじゃあ、選挙で票が取れないか。
 
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