2日の日経平均株価は、全般的な成果経済の改善で大きく値を伸ばしたが、その後は、材料難で商いも伸び悩み、高値圏でもみ合ったようで、前場の高値と安値の間で小動きとなり、日中値幅は44円51銭と今年3番目に小さく、前日比180円47銭高の1万168円52銭と大幅続伸。終値としては3営業日ぶりに1万円台を回復したようだ。東証1部の出来高は18億5696万株と連日の20億株割れ。売買代金は1兆3746億円。騰落銘柄数は値上がり1294銘柄、値下がり243銘柄、変わらず121銘柄。

2日の東京外国為替市場のドル相場は、こちらも手掛かり材料難で、1ドル84円台前半を中心に小動きに終始したようだ。午後5時現在は84円12~15銭と前日比57銭のドル高・円安だった。国際通貨基金(IMF)が緊急融資制度の貸出枠を2倍に拡大すると予想した報道で、夕方にかけてユーロ買い・ドル売りが強まると、つられて84円を割り込む場面もあったようだ。し足、米国の景気回復傾向が見える中で、あえて円を買う理由はないという見方があり、総じて小幅な値動きにとどまったようだ。
 
トヨタは、今月末に発売する小型車「ヴィッツ」の新モデルについて、ガソリン1リットル当たりの走行距離が26.5キロの低燃費を達成したと発表したようだ。ハイブリッド車(HV)を除くと、軽自動車以外の登録車では、日産自動車の小型車「マーチ」(26キロ)を抜き国内トップに躍り出るという。しかし、株価は冴えずにやや値を落として引けている。三菱重工も小幅な値上がりで、コマツだけが大きく値を上げて気を吐いている。
 
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