4日の日経平均株価は、日銀金融政策決定会合や、米10月雇用統計発表を控えて様子見気分が強まったようだが、ドルが値を上げたのに引っ張られて大きく値を伸ばしたようだ。株価は前営業日比198円80銭高の9358円78銭と大幅続伸で引けた。終値としては4日ぶりに9300円台を回復した。東証1部の出来高は17億8427万株。売買代金は1兆3832億円。騰落銘柄数は値上がり1367銘柄、値下がり189銘柄、変わらず96銘柄。

4日の東京外国為替市場のドル円相場は、欧州や英国の中央銀行の政策発表や5日夜の米雇用統計を控え、様子見から方向感に乏しい展開となった。午後5時現在は、1ドル81円03~06銭と前営業日比43銭のドル高・円安だった。この日は、81円台前半で取引を開始。輸出企業のドル売り観測などで正午にかけて81円を割り込んだが、5日に米雇用統計を控えていることもあり、様子見姿勢が強まったようでもみ合いに終始した。夕方にかけては、欧州勢が持ち高調整でユーロを買い戻したため、ドルがつられて81円台を回復したようだ。
 
トヨタ自動車は、『iQ』と『パッソ』の電動式パワーステアリング制御用コンピュータに不具合があるとして、リコールを行うようだ。不具合は、電動式パワーステアリング制御用コンピュータのプログラムが不適切なため、車線逸脱警告用に凹凸を施した路面を高速で走行すると、路面からの振動を誤判定し、パワステ機能が停止してハンドルが重くなる恐れがあるという。コンピュータのプログラムが修正可能な車両についてはプログラムを修正し、その他の車両は制御用コンピュータの対策品が組み込まれたステアリングコラム全体を交換する。良くリコールが発生するが、そんなに品質管理が良くないのだろうか。
 
今日の株価だが、トヨタは大きく値を上げている。それでもリーマンショックのころにちょっと色がついた程度、三菱重工もしかり。コマツだけが大きく上げているが、これも中国頼みということのようなのでちょっと腹立たしいところもある。
 
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