先週末に大きく下落した今週の東京株式市場は、どうも荒れ模様か。先週は企業業績を材料視した動きが顕著だったが、今週は日米の金融政策に注目が集まりそうだという。FOMC、米中間選挙、日銀金融政策決定会合、トヨタの決算発表(5日)、米10月雇用統計(5日)と大きなイベントが目白押しで、東京市場は3日が文化の日で、週前半はFOMC待ちの様子見が予想されるが、週後半はイベント目白押しで、落ち着かない相場となりそうだという。

焦点はFOMC通過後のさらなる金融緩和の可能性で、FRBは11月2-3日のFOMCで量的緩和に踏み切るという。緩和の規模が注目されるが、規模が小さく為替市場で織り込み済みとの見方が強まれば、日本株、ドル・円とも反転するだろう。しかし、3日の米10月雇用統計で、雇用情勢の悪化が際立ってしまうと、これが逆転する可能性が高いという。
 
そんな今週の株式市場の上値は、9,700円ほど、底は9,200円程度だろうか。円高が大きく進めばもう少し下げるかもしれない。
 
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