28日の日経平均株価は、材料難からこれといった取引がなく小口の取引に終始して、結局は前日比21円00銭安の9366円03銭と反落で引けたようだ。東証1部の出来高は20億4606万株と10月14日以来、2週間ぶりに20億株を突破した。売買代金は1兆4678億円。騰落銘柄数は値上がり439銘柄、値下がり1100銘柄、変わらず107銘柄。

ドル・円は81円55銭付近で推移したようだ。82円を超えると出る本邦輸出企業のドル売りオーダーで、なかなか天井は重いようだ。昨日のドル反発は81円99銭までにとどまった。また、日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいという気持ちもあるようだ。

12月下旬にデビューするトヨタの新型『ヴィッツ』。現在では希少な存在となってしまったマニュアルトランスミッション、5速MTを用意する「RS」グレードが新型モデルでも健在だそうだ。他の国産コンパクトカーでMTを用意するのは、『デミオ』、『スイフト』、『フィット』、『コルト』、と、このジャンルにおいてはMTは多いが、効率的にはMTはCVTなどより劣ってしまう。それでも、クルマは効率だけで乗るものではないので、MT派にはうれしい知らせとなるだろう。
 
今日のトヨタは反落、なかなか値が上向かない。三菱重工も安値落ち、独立行政法人海洋研究開発機構が運用する探査船「ちきゅう」の推進装置が破損した事故をめぐり、同機構は28日までに、三菱重工業など3社を相手に、計約30億3000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしたというがこんなことも影響しているのだろうか。コマツも右下がりのようだ。
 
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