25日の日経平均株価はドルが80円台に落ち込んで、これが最後まで祟ったのか、前週末比25円55銭安の9401円16銭と反落で引けた。円高で当然のこと、輸出関連株を中心に売りが優勢となった。後場ではアジア株に押されて買いが入ったが、相場を押し上げるには至らなかったようだ。東証1部の出来高は14億330万株。売買代金は1兆67億円。騰落銘柄数は値上がり430銘柄、値下がり1076銘柄、変わらず154銘柄。

週明け25日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の追加緩和観測によるドル売りが継続し、一時は1ドル80円45銭と、約15年半ぶりの安値を更新した。95年4月に付けた史上最安値の79円75銭が目前となる中、ドルは下値を模索する展開となったようだ。午後5時現在は80円51~54銭と前週末比64銭のドル安・円高で終わっている。G20で何もこれといった結果が出なかったことが、ドル安を加速したようだ。
 
トヨタは3日ぶりに反落。一部で、2010年度下半期の想定為替レートを、現行の1ドル90円より10円円高の1ドル80円に修正する方針を固めたと伝えられたことが売り材料となったようだ。下半期だけで約1,500億円の円高による為替差損を追加で織り込むことになるとしているという。三菱重工も300円を割り込んで、何とか値を保っているのはコマツだけとなってしまった。
 
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