今週(9月25日~29日)の東京株式市場は、第2四半期累計決算発表が本格化する。主力輸出関連企業では、28日のNEC、シャープのほか、週末29日にはソニー、パナソニックなどが予定されている。主力輸出企業は、おおむね好調な収益動向が見込まれており、市場はこれに敏感に反応して、買い材料になる可能性が高く、予想はされていても、底を支える要因にはなりそうだが、為替の動向が見えないことから、一時的なものになりそうだという。
 
しかし、日本株は円高に対する耐性が高まっていて、1ドル81円程度では、主力輸出関連株を売り出すような状況でもなくなってきているという。また、史上最高値の1ドル79円75銭(95年4月19日)に迫る場面では、さすがに本格的なドル買い・円売り介入が予想されるので、過度の円高は抑制されるだろう。
 
こんな状況で、今週の高値は、9,700円程度、底は、9,200円台辺りではないだろうか。上も下も、大きく動く可能性はないと思われる。
 
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