13日の日経平均株価は、こうも円高が続いては反発もしぼみがちで、前日比14円87銭高の9403円51銭と4営業日ぶりに小反発して引けた。東証1部の出来高は18億9023万株。売買代金は1兆3388億円。騰落銘柄数は値上がり604銘柄、値下がり892銘柄、変わらず155銘柄。円相場が1ドル81円台では買いにくさが残るので仕方ない面があるという見方が一般的のようだ。それでも9000円割れもしないで凌いでいるのだから、それを考えれば底堅いとの見方もあるようだ。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル81円台後半で動きが鈍かったようだ。午後5時現在は1ドル81円89~92銭と前日比3銭のドル安・円高だった。野田財務相が衆院予算委員会の答弁で「必要なときには断固たる措置を取る」として円高をけん制したためか、ドル円はやや買い戻しが入った。市場介入への警戒感が強くてここで下値は試しづらいようだ。
今日はトヨタ、三菱重工がやや下げて、コマツだけが値を上げている。自動車株ではトヨタを売って日産を買うという置き換え現象がみられるというが、トヨタはリーマンショック直後に近いまで下げている。見方を変えれば買い時ともいえるが、この先どんなものだろう。長く持てれば利益が出るかもしれない。
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