菅直人首相は6日午後の衆院本会議で、米軍と自衛隊が行う共同演習に関し、「（沖縄県の）尖閣諸島の事案を想定した演習の計画はない」と述べ、外部勢力による同諸島の不法占拠への対処に特化した訓練は考えていないことを明らかにした。自民党の谷垣禎一総裁に対する答弁。
仙谷由人官房長官は６日の記者会見で、衆院本会議での自民党の谷垣禎一総裁の代表質問について「提案型（の質問）が多かったですか？ 総裁の立場を明らかにしながら提案し、合意形成を図るというよりは、非難の部分が多かった」と批判した。谷垣氏はこの日の代表質問で中国漁船衝突事件での政府の対応を追及するなど対決姿勢をあらわにしたが、仙谷氏は「谷垣さん、自民党が政策面でも政治的な面でも立派な経験と知識、政策をお持ちなら、もう少し堂々と披瀝（ひれき）された方がいい」と皮肉った。
どうも相変わらず中国を向いて身内には元気がいい民主党首脳だが、中国様には敬語を使いまくり、野党には己の無策を棚に上げてなかなか威勢が良いようだ。野党には物理的制裁手段がないからだろうか。
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