6日の日経平均株価は、日銀の金融緩和策を好感した銀行株への買いに支えられたようで、前日比172円67銭高の9691円43銭と大幅続伸し、終値では8月3日以来の高値を付けたようだ。東証1部の出来高は28億8488万株と5月7日以来の高水準に膨れ上がり、売買代金も1兆7444億円と、SQ(特別清算指数)算出日を除くと5月28日以来の大きさとなった。騰落銘柄数は値上がり1090銘柄、値下がり454銘柄、変わらず117銘柄。この先は、9500-9600円の値固めを目指したいところだ。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の追加緩和観測が強まる一方、政府・日銀による介入警戒感も根強く、1ドル83円台前半でこう着商状となったようだ。午後5時現在は83円09~12銭と前日比40銭のドル安・円高だった。
日本自動車販売協会連合会などが6日発表した9月の車名別国内新車販売台数は、トヨタの「プリウス」が16カ月連続で首位となったが、販売台数は前年同月比14.2%減と、17カ月ぶりに前年実績を下回った。プリウスを含む上位10車種のうち6車種は前年実績割れで、エコカー補助金が9月7日の受理分で受け付けを終了したことで、好調を維持してきた新車販売に急ブレーキがかかったことを裏付けた。8月に2位だったホンダのフィットは10月のHVタイプの発売を前にした買い控えもあり、4位に後退。軽自動車のタントとワゴンRが順位を上げた。
今日のトヨタは、値を下げている。ドル安と補助金終了の煽りだろうか。三菱重工とコマツはそれぞれ値を上げている。三菱航空機のMRJの組み立てが始まったが、早く実機を見たいものだ。
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