菅内閣の支持率が急落している。読売新聞と毎日新聞、産経新聞の世論調査では、いずれも大幅に下落した。2010年9月の世論調査では6割を超えていたが、わずか半月足らずで10ポイント以上急落した。一方、民主党の支持率は約3割と、前回調査時と比べてほぼ横ばいを維持している。ただ、2010年10月4日に、資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で東京第5検察審査会が小沢一郎前幹事長を「起訴すべき」と判断したことで、今後の支持率に影響が出てくる可能性もある。
 
自分たちが新しい政治を開いたという思い入れがあるのか、国民は民主党には甘い。しかし、やっていることは出来上がっていたものを壊して混乱させることばかりでこれという実績は何もない。何がいいのかは知らないが、もう少しまともな政治が出来ないものだろうか。この程度のことなら何も大金をつぎ込んで代議士を雇っておかなくても素人でもできるように思う。政治は高度な専門職であるべきでこの辺りを政治家の先生方はよく考えていただきたい。

菅直人首相は4日昼(日本時間同日夜)、小沢一郎民主党元幹事長が検察審査会の議決により強制起訴されることについて「そういう発表があったことは聞いているが、それ以上のことは把握していないので、コメントは差し控えたい」と述べた。ブリュッセル市内のホテルで同行記者団の質問に答えた。「離党勧告する考えはあるか」との問いには無言だった。
 
「物言えば唇寒し」というところだろうか。いっそのこと小沢一派を切り離してさらにクリーンな政党として生まれ変わるというのはどうだろう。しかし、政策がクリーンになってしまっては困ることは困るだろうが。
 
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