菅直人首相は30日午前の衆院予算委員会で、中国漁船衝突事件の中国人船長の釈放について、「捜査への介入があったかといわれればそれは一切ない」と強調した。そのうえで、那覇地検が外務省の担当者から説明を受けたことに触れ、「法律上の手続きとして(検察は)、外務省の日中関係に及ぶ説明も含めて勘案できるかたちになっている。検察として判断されたことは適切だ」と述べた。仙谷由人官房長官も「刑事捜査に対する政治介入は一切ない」と重ねて強調した。小野寺五典氏(自民)に答えた。

古川元久官房副長官は30日午前の記者会見で、民主党の細野豪志前幹事長代理による中国訪問について「政府として要請した事実はない。細野議員が個人的に訪中していると理解している」と述べた。細野氏から報告を受けるかどうかについては、「現在のところ、その予定はない」と語った。
 
俺は知らない、俺は知らないと子供の言い訳のようだ。それでは政府は何をしたのかと聞いてみたい。政権を執るということは責任を負担したうえで国策を設定してそれを実行することではないだろうか。一地方検察庁に国家の進路を決める様な判断をさせて政治は介入していないというのはどういう意味だろうか。現政権をこき下ろすのも何だか疲れてきたが、どうしても一言苦言を呈したくなるようなことばかりするのだろうか、この内閣は。
 
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