尖閣問題で目を向ける暇がなかったが、27日の日経平均株価は、中億の経済制裁などにもかかわらず、しっかりと値を上げて、前週末比131円47銭高の9603円14銭と4営業日ぶりに反発して引けたようだ。ったようだが、アジア株高を支えに下値も堅かったようだ。
 
中国はあれこれ嫌がらせのような経済制裁をしているが、貿易は相互の問題で絞めれば自分の首も締まるだろう。いつまでも高度成長もあり得ないし、伸びが大きい分ひずみも大きいと覚悟すべきだろう。まあ、それはもう少し先の話だが。東証1部の出来高は16億7054万株。売買代金は1兆1694億円。騰落銘柄数は値上がり1328銘柄、値下がり241銘柄、変わらず97銘柄。

ドル・円は84円25銭付近で推移。介入時よりも1円以上円高となているが、今後の動向が注目される。白川日銀総裁が経済団体と懇談、記者会見が行われたが、どうもあまり材料視はされなかったようだ。
 
昨日のトヨタ、三菱重工、コマツはそれぞれしっかり値を上げている。トヨタとコマツは中国と関係が深いだろうが、あまり影響はないようだ。レアアース輸出禁止も経済界はなかなか強かに対応しているようだ。この辺りは政治とは異なり日本もまだまだ捨てたものではないと頼もしい感がある。
 
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