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16日の日経平均株価は、ドル円為替は落ち着いているために、かたく推移したが、利食いでもあったのか、前日比7円06銭安の9509円50銭と小反落で引けた。東証1部の出来高は18億2932万株。売買代金は1兆3860億円。騰落銘柄数は値上がり487銘柄、値下がり1006銘柄、変わらず172銘柄。単独介入で、1ドル85円台からのさらなる円安進行は無理のようで、米景況感の改善が待たれるところだという。米国にとっては、円よりも人民元で、日本の為替介入が及ぼす影響を注視しているのかもしれない。

16日の東京外国為替市場のドル円相場は、政府・日銀の円売り介入をめぐるさまざまな思惑が交錯してもみ合いが続いたようだ。午後5時現在は1ドル85円40~43銭と前日比05銭の小幅なドル安・円高だったようだ。自国通貨売り介入に否定的な欧米各国への配慮から、これ以上の介入はなさそうだという見方が出ているようだ。当面は、85円を意識した取引が続くとみる向きが多いようだ。ユーロは対円、対ドルともに上昇した。午後5時現在は、対円では1ユーロ111円14~17銭、対ドルで1.3015~3018ドルだった。
 
トヨタは、ダイムラーに、ハイブリッド車の関連技術や基幹部品を供与することを検討しているようだ。ダイムラーが要請したもので、実現すれば、トヨタの他社へのHV技術の供与は、日産自動車、米フォード・モーター、マツダに次ぐ4社目となるという。「プリウス」に代表されるHV技術はトヨタの次世代戦略の柱。他社への技術・部品供与拡大は、「敵に塩を送る」ようにも見えるが、自社技術を使ったHVファミリーが広がれば、技術供与料収入が増えるほか、モーターなどの部品の量産効果による製造コストの大幅な削減につながり、メリットは大きいという。株価もしっかり上げている。
 
三菱重工業 のグループ会社、三菱航空機(本社名古屋市)は、国産の小型旅客機「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の設計作業を終了し、製造段階に移行したという。約95万点の部品からなる全体の設計図の作成をこのほど完了。部品製造用図面の作製終了を経て、今月末にも親会社の三菱重工やパートナー企業に委託する形で製造を開始する。三菱重工だけでなく、日本の航空関係者の悲願とも言えた本格的な国産ジェット旅客機が離陸に一歩を踏み出したようだ。コマツは2千円台復活目前まで値を伸ばしている。
 
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