15日の日経平均株価は、満を持していたのか、代表選の結果待ちか、政府日銀が、為替介入を行ったことから、円が2円以上も値を下げ、前日比217円25銭高の9516円56銭と大幅反発だった。終値としては、約1カ月ぶりに9500円台を回復したようだ。東証1部の出来高は23億5804万株。20億株突破はSQ(特別清算指数)算出日を除くと7月30日以来。売買代金は1兆6735億円。騰落銘柄数は値上がり1180銘柄、値下がり334銘柄、変わらず147銘柄。

為替介入を実行については、まあ、よかったと言うべきだろう。一応、政府の姿勢が明確になったことだし。しかし、この先、効果が持続するかどうかは、不透明のようだ。特に米国がどう出るかがカギという見方が多いようだ。当面は、介入のラインとなるだろう1ドル83円台から実需の外貨売りが出る85円辺りを上下するだろう。

15日の東京外国為替市場のドル円相場は、政府・日銀の為替介入で約2週間ぶり高値の1ドル85円台半ばへと急反発した。午後5時現在は1ドル85円45~48銭と前日比2円24銭のドル高・円安だった。15年ぶり安値となる82円87銭辺りで、為替介入が入ったことを受けてドル円は急騰し、85円台を回復した。まあ、この介入については、いろいろと見方があるが、評価してやろう。しかし、今後も為替については小刻みに動く不安定な状況が続くだろう。ユーロは対円、対ドルともに上昇。午後5時現在は1ユーロ110円97銭~111円00銭、対ドルで1.2986~89ドルだった。
 
財務省・日銀によるドル買い介入を受けてトヨタなどの輸出関連株が急騰したようだ。トヨタは3千円台を回復した。三菱重工、コマツも大反発だった。結構なことには違いない。
 
日本ブログ村へ(↓)