10日の日経平均株価は米国の景気回復懸念がやや薄らいだことから、前日比140円78銭高の9239円17銭と大幅に続伸して引けた等だようだ。円の下げ渋りや、アジア株の軟調推移を受けて、日経平均は上げ幅を縮小したが、下値は堅かったようだ。東証1部の出来高は21億9089万株と7月30日以来の20億株超えとなり、売買代金も1兆6661億円(同5285億円)と6月11日以来の水準まで回復したようだ。騰落銘柄数は値上がり1097銘柄、値下がり435銘柄、変わらず136銘柄。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は、朝方から実需筋の買いでドルがじりじりと値を上げたが、午後に入ると週末を控えた持ち高調整が入り、伸び悩んだようだ。午後5時現在は1ドル83円92~95銭と前日比30銭のドル高・円安だったようだ。今日は午前は輸入企業のドル買いが先行し、84円台前半まで上昇したが、その後は、週末で持ち高を手仕舞う動きも出て、もみ合う展開となったようだ。米国の景気後退懸念が和らいで投資家のリスク許容度が改善し、ドルを買う動きが強まったようだ。日本振興銀行の経営破たんを円売り材料とする向きもあったが、影響は限定的という。ユーロは対円、対ドルともに上昇。午後5時現在は1ユーロ106円91~94銭、対ドルで1.2738~41ドルだった。
トヨタは、円高一服で堅調のようだ。トヨタ)は、豪州における製造・販売拠点「トヨタ・モーター・コーポレーション・オーストラリアで、2012年を目処に新型ガソリンエンジンを生産することを決定した。あわせて、アセアン地域に向けて供給を開始し、同地域で生産するカムリやカムリHVに搭載するそうだ。ところでトヨタは、燃費向上のためにエンジンの過給を推進するという記事を読んだ。排気量をダウンサイジングしてどの分過給で出力を稼ぐという。1.3Lで2Lクラスの出力をたたき出すとか。いろいろと考えるものだ。三菱重工は堅調、コマツは大幅な反発で引けている。
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