8日の日経平均株価は,円高などが嫌われて、輸出株が売られ、前日比201円40銭安の9024円60銭の大幅な続落だった。東証1部の出来高は14億7355万株。売買代金は1兆62億円。騰落銘柄数は値上がり198銘柄、値下がり1347銘柄、変わらず87銘柄。円高も口先だけの介入ではどうにもならないようだ。今後は、1ドル80円を想定しているが、個人投資家によるドル買いなどもあって、円高はやや緩やかだが、基調は変わっていない。
8日の東京外国為替市場のドル円相場は続落したようだ。リスク回避姿勢が強まり、15年3カ月ぶりの安値を付けたが、その後はドルの買い戻しが入り、下げ幅を縮小した。午後5時現在は1ドル83円68~71銭と前日比19銭のドル安・円高だった。欧州信用問題の不安感が再燃したことで。欧米各国の経済先行き不透明感が意識され、安全資産とみられている円買いが続いたようだ。ユーロは対円、対ドルで下落。ユーロは不安が不安を呼んでいるようだ。午後5時現在は1ユーロ106円17~20銭、対ドルで1,2685~88ドルだった。
エコカー補助金制度の申請受け付けが、7日申請受理分で終了したようだ。本来の9月末の期限より、20日以上も早まったという。補助金を見込んで新車購入を決めたのに、受け取れない顧客の不満を収め、キャンセルを防ごうと、販売現場では急きょ補助金分の値引きを行うことを決めるなど対策に乗り出す一方、各メーカーは、今後予想される販売の反動減を生産調整、新車投入や販売奨励金で最小限に抑えようと対応を急いでいるようだ。今日はトヨタ、三菱重工、コマツとも下げに沈んだ一日だったようだ。
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