今週(6~10日)の東京株式市場は、やはり為替が大きく影響しそうだという。その中で下値がどの辺りで落ち着くかを見たいところだろう。海外投資家は、ドル・円相場を見ながら、円高=株安の日本株の買い控えているようだ。個人投資家も見えない先行きにやはり買い控えの状態のようだ。6~7日は、日銀金融政策決定会合が開催されるが、8月30日に臨時会合を開催したばかりで、目新しい政策は示されないだろう。
米国株式は、8月の雇用統計が上振れしたことから高値となっているが、米国の高値に連動してあげるという状況には至っていないようだ。どうしても円安に振れないと株価もどうにもならないだろうが、政府民主党は権力闘争に夢中で手は打てないだろう。そんなことから当面は、9千円を挟んだ狭い範囲での動きとなりそうだ。
日程としては、8日発表の7月機械受注、8月景気ウォッチャー調査、米地区連銀経済報告(ベージュブック)。9日の7~9月期法人企業景気予測調査、8月工作機械受注。10日の4~6月期GDP(国内総生産)改定値、中国貿易収支などがあるそうだ。それで、今週の上値は、9,300円程度、底は、希望的な気持ちで、8,900円程度としておこうか。
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