航空自衛隊は、2016年度から開始されるというF-2の後継となる将来戦闘機開発計画を発表したようだ。詳しいことは防衛省の発表、
を参照していただきたい。その中で、戦闘機の性能の骨子は、
①誰かが撃てる、撃てば当るクラウド・シューティング(射撃機会の増大とムダ弾の排除)
②数的な劣勢を補う将来アセットとのクラウド(スタンドオフ・センサーとしての大型機、前方で戦闘機の機能を担う無人機)
③撃てば即当たるライト・スピード・ウェポン(逃げる機会を与えない、弾数に縛られない)
④電子戦に強いフライ・バイ・ライト(増え続ける電波、電力とその妨害に負けない)
⑤敵を凌駕するステルス(世界一の素材技術 よりすぐれたステルス機で優位に)
⑥次世代ハイパワー・レーダー(世界一のパワー半導体技術 ステルス機と言えども強力なレーダーには見つかる)
⑦次世代ハイパワー・スリム・エンジン(世界一の耐熱材料技術 ハイパワー・レーダーとスリムなステルス形状を生み出す)
②数的な劣勢を補う将来アセットとのクラウド(スタンドオフ・センサーとしての大型機、前方で戦闘機の機能を担う無人機)
③撃てば即当たるライト・スピード・ウェポン(逃げる機会を与えない、弾数に縛られない)
④電子戦に強いフライ・バイ・ライト(増え続ける電波、電力とその妨害に負けない)
⑤敵を凌駕するステルス(世界一の素材技術 よりすぐれたステルス機で優位に)
⑥次世代ハイパワー・レーダー(世界一のパワー半導体技術 ステルス機と言えども強力なレーダーには見つかる)
⑦次世代ハイパワー・スリム・エンジン(世界一の耐熱材料技術 ハイパワー・レーダーとスリムなステルス形状を生み出す)
という、どうも、F-22やF-35などの第5世代戦闘機の次を行くような革新的・大胆な機体のようだ。要するに数を揃えられないので、1機の能力を画期的に向上させて多数に対抗しようという計画のようだ。こんな戦闘機を予算5千億から8千億で開発しようというのだが、エンジンと機体両方の開発ではとても足りないだろう。1兆2千億から1兆5千億ほども必要だろうか。
それにも増して厳しいのは技術的な問題だろう。これだけの能力を持つ戦闘機となると新技術満載だろうから、相当な基礎技術の蓄積をしていかないといけない。しかも、最先端の技術ばかりを。もっとも1兆円もかければ可能であるならわけの分からない選挙の票目当ての政策など止めてもやってみる価値はあるかもしれない。航空自衛隊もなかなか大胆な計画を隠し持っていたようだが、実際のところできるんだろうか、これだけの戦闘機開発が。
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