今週はどうせろくなことにはならないだろうと思っていたが、23日の日経平均株価は前週末比62円69銭安の9116円69銭と出だしから続落し、年初来安値となった。菅首相と白川日銀総裁の電話会談の内容が伝わると、失望感から下げ幅を広げたというが、結局これと言った対策は何も出てこないのだから当然だろう。東証1部の出来高は12億8373万株と今年2番目の少なさを記録。売買代金は8811億円と4営業日ぶりに1兆円を割り込んだ。騰落銘柄数は値上がり406銘柄、値下がり1085銘柄、変わらず177銘柄。

首相と日銀総裁の電話会談は、失望するほどの期待もしていなかったようで、売りが加速されることはなかったようだ。この先は、9千円の大台割れが見えて来ているので、割れれば押し目買いが入るかもしれないという。しかし、優良株はそれなりにしっかりとしていて底を固めているので、割り込んでも短期で大きく割れることはないだろう。しかし、大台を割り込んだら裁定解消売りや、用期日の接近に伴う売りも出て下げが加速するだろうという見方もあるようだ。
 
ドル・円は85円35銭付近でもみ合ったようだ。菅首相と白川日銀総裁との今朝の電話会談は、結局、よく見ていましょうというだけで、為替介入の話は出なかったようなので、85円68銭から85円30銭まで下げたようだ。ユーロ円は108円86銭から108円44銭まで下落し、結局は108円55銭付近で動いているようだ。ユーロ・ドルは1.2700ドル前後で小動きが続いている。
 
トヨタは、『センチュリー』を一部改良し、発売した。今回の一部改良では、バックガイドモニターとETC車載器を標準装備、外観では、センチュリーの象徴である鳳凰のエンブレムの背景色を、銀から黒に変更して鳳凰を際立たせるデザインとした。インテリアでは、リヤセンターアームレストの一部に本木目を使用、質感の向上を図るとともに、VIPカーとして書類への筆記を可能にした。左後席にはフットレストを設定した。
 
ウインドシールドガラスに、従来のUVカット機能に加え、高遮音機能、赤外線カット機能を追加、車内の温度上昇を抑えてエアコンの負荷を軽減する。価格は1208万円。トランスミッションは6速ATの「6スーパーECT」で、フロアシフト仕様とコラムシフト仕様を設定する。日本のショーファードリブン高級車として唯一残っているセンチュリーだが、派手さはないもののしっとりとした良い雰囲気の車だと思う。
しかし、トヨタの株価は3千円に限りなく近いところまで落ちている。三菱重工も300円台が、かなり危ない。コマツも下落して引けている。
 
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