11日の日経平均株価は中国市場の軟化を嫌気して、前日比258円20銭安の9292円85銭と4日続落で引けた。終値としては、3週間ぶりに9300円を割り込んだようだ。中国市場の軟化の他には止まらない円のジリ高も嫌われたようだ。東証1部の出来高は15億8050万株。売買代金は1兆791億円。騰落銘柄数は値上がり71銘柄、値下がり1564銘柄、変わらず27銘柄。円相場が最大の下げ要因だが、中国の経済指標も重しのひとつのようだ。しかし、9500円から上下200円として考えればそれなりに動きの範囲内との声もあるようだ。日本市場で問題なのは、株価水準よりも商いの薄さという見方もあるようだ。 

11日午後の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル85円台前半でこう着のようだ。これと言った材料のない中で値動きは乏しかったようだ。午後3時現在は1ドル85円28~31銭と前日比36銭のドル安・円高だった。日経平均株価の下落が投資家のリスク回避に拍車をかけ、ドル、ユーロが対円で値下がりした。ドルは一時85円19銭、ユーロは112円台前半から111円台後半へ水準を切り下げたようだ。
 
こんな状態ではさすがにいい結果は出るはずもなく、今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに値を下げまくって引けている。まあ、仕方がないだろう。
 
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