増加装甲と言えば、最近は、軽装甲機動車は、
○上面ハッチ全周をカバー可能な装甲板の追加
○機関銃手をワイヤートラップから保護するためのワイヤーカッターの追加
○側面と後方の防弾ガラスを7.62mm弾に抗堪するものに変更
(改良型はガラスの厚さが増してボルト止めされている)
○予備タイヤや燃料缶用のラックの追加
○ラジエター等を砂塵から防護するための改修
などが行われているという。特に防弾ガラスの強化など一部の改造は以後生産された車両から標準装備となっている。このような改造が施された車両は国際活動教育隊にのみ配備されているが、平成22年度予算で調達される車両には同様の改造が行われることが決定している。
○上面ハッチ全周をカバー可能な装甲板の追加
○機関銃手をワイヤートラップから保護するためのワイヤーカッターの追加
○側面と後方の防弾ガラスを7.62mm弾に抗堪するものに変更
(改良型はガラスの厚さが増してボルト止めされている)
○予備タイヤや燃料缶用のラックの追加
○ラジエター等を砂塵から防護するための改修
などが行われているという。特に防弾ガラスの強化など一部の改造は以後生産された車両から標準装備となっている。このような改造が施された車両は国際活動教育隊にのみ配備されているが、平成22年度予算で調達される車両には同様の改造が行われることが決定している。
高機動車も、
○フロントガラスや車体の防弾化
○ワイヤーカッターの装備
○酷暑地での使用を考慮して幌の断熱材への変更、運転席左部のセレクターレバー真横付近にエアコンを取り付ける
などの改良が行われ、イラク派遣の際には、2005年6月23日に、路肩に置かれたIEDによる攻撃を受けたが、防弾化されたフロントガラスとドアが損傷を受けただけで、内部の損傷は無かったという。高機動車(国際任務仕様)はイラク派遣終了後も調達が継続されており、中央即応集団傘下の中央即応連隊および国際活動教育隊に配備されている他、各方面隊の補給処に海外派遣に備えて1個中隊程度の数両が配備されている。20年度予算で調達された車両からは名称が「高機動車(Ⅱ型)」に変更されたという。
73式3 1/2t大型トラックも、海外派遣時に各部隊で防弾板の取り付け、運転席と助手席間にエアコン装置の取り付け、前照灯・速度表示灯の改良等の改良が施され、派遣終了後もその状態で使用されている車両が存在するという。キャビンを防弾板で覆った車両もあるようだが、この際だから、重レッカーに使用している車両などを装甲輸送車に改造してみるなんていうのも良いのではないか。兵站は重要だが、相手から見れば襲撃し易い部隊なのだから。
さすがに陸上自衛他も、やはり弾が飛んでくる危険があるとソフトスキンのまま、安閑とはしていられないようでPKOなど海外派遣車両にはそれなりの増加装甲装着を進めているようだが、これは部隊の即応・戦闘能力を高める上でも役に立つだろう。
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