4日の日経平均株価は、ドル安の進行で、前日比204円67銭安の9489円34銭と大幅に反落して引けた。そして、とうとう終値ベースで、9500円を割り込んだ。かなりの円高進行で、輸出関連株を中心に下値を模索するありさまに。9,500円のラインは簡単に押し切られたようだ。米7月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用リポートなど重要経済指標を確認してからと言う手控え気分が強く、動きの鈍い展開となった。東証1部の出来高は16億520万株。売買代金は1兆1713億円。騰落銘柄数は値上がり142銘柄、値下がり1451銘柄、変わらず70銘柄。
円が1ドル85円を付けた割りに、9,500円を大きく割り込まなかったのは、企業の好決算が支えになったとみられ、今日の相場も底堅かったという見方もあるようだ。しかし、動意の少ない相場で、下にも上にも大きく振れるようなエネルギーがなかったとも言えるという。大方の予想の9,500円辺りで相場が止まっているために、個人投資家にも焦りがないようだ。どうも日本の相場のように外部環境頼みでは、世界的に株式市場が持ち直しても、日本株は出遅れ感が拭えないだろうと言う。
円が1ドル85円を付けた割りに、9,500円を大きく割り込まなかったのは、企業の好決算が支えになったとみられ、今日の相場も底堅かったという見方もあるようだ。しかし、動意の少ない相場で、下にも上にも大きく振れるようなエネルギーがなかったとも言えるという。大方の予想の9,500円辺りで相場が止まっているために、個人投資家にも焦りがないようだ。どうも日本の相場のように外部環境頼みでは、世界的に株式市場が持ち直しても、日本株は出遅れ感が拭えないだろうと言う。
4日の東京外国為替市場でドルが一段安となった。一時、85円41銭まで下落し、09年11月以来の安値を更新したようだ。輸出筋や海外勢のドル売りに加えて、85円50銭付近と見ていた個人投資家のストップロスのドル売りを巻き込んだようだ。4日のNY時間には7月ISM非製造業指数とADP全米雇用報告が発表されるが、ドル・円はどうも否定的な材料に反応しやすいので、これらの指標が、市場予想を下回れば、ドル売りがさらに強まり、85円割れは時間の問題だという。
注目されたトヨタの4-6月期連結決算は、最終損益が1904億円の黒字に転換、11年3月期通期の業績予想を上方修正している。ただ、市場予想を下回っていて、今晩の米ADR市場での動向などが注目されるが、アク抜けになるようだと、市場全体にも変化が期待されるという。しかし、株価は下げて引けている。三菱重工、コマツもそれぞれ反落して引けている。
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