今週のの東京株式市場は、相変わらず上値が重い展開が続きそうだ。第1四半期決算では各企業の好調な業績が相次いでおり、投資家の心理的な警戒感が相場の足かせとなっているようだ。しかし、環境は悪くはないので、円が85円を切るなど、余程の円高の進展がない限り、9500円を大きく割り込むような売りもないだろう。また、そのラインを割り込むと、信託銀行経由の年金の買いが入るのがこのところのパターンのようだ。

今週も米国の景気動向とドル円為替を睨みながらの相場展開が続くのだろう。また、企業業績の発表に従って、業績の良い企業を個別に取り上げて買いが入るだろう。しかし、ちょっと上げると利益確定売りが入って、9,500円辺りを軸に株価は上下しそうだ。
 
そんな相場展開なので、上値は、ちょっと張り込んで、9,800円程度、底値は、9,400円程度としておこう。底は、瞬間的には9,300円辺りまで下げることがあるかもしれない。
 
日本ブログ村へ(↓)