28日の日経平均株価は大幅に反発して、前日比256円42銭高の9753円27銭と急上昇だった。株価は、2週間ぶりに9700円台を回復した。円安傾向やアジア株の堅調で市場は買いに熱が入ったようだ。未だに為替に対する警戒感が残っており、円が下げ渋ると株価はやや重くなったが、国内企業の決算発表への期待も高く、先物への断続的な買いが入って大きく値を上げたようだ。東証1部の出来高は19億2283万株。売買代金は1兆3000億円。騰落銘柄数は値上がり1396銘柄、値下がり180銘柄、変わらず89銘柄。
明日から本格化する企業決算への期待感はなかなか強いようで、9,800円台を超えれば1万円台も視野に入ってくるが、まだ先行きは不透明のようだ。米国の経済指標に対しては、やや不安感が後退しているので、この傾向が雇用統計まで続けば、米国株とともに日本株も戻りを強めるだろうという。
明日から本格化する企業決算への期待感はなかなか強いようで、9,800円台を超えれば1万円台も視野に入ってくるが、まだ先行きは不透明のようだ。米国の経済指標に対しては、やや不安感が後退しているので、この傾向が雇用統計まで続けば、米国株とともに日本株も戻りを強めるだろうという。
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、米景気の先行きに対する不安が薄らいで、約2週間ぶりに1ドル88円台まで回復したようだ。午後5時現在は88円01~04銭と前日比81銭のドル高・円安で引けた。米国の住宅価格指数が市場予想を上回ったことから、ドル高・円安に振れた海外市場の流れを受けて、ドルは87円台後半で取引が始まった。国内輸出企業の円買いで、ややドルの上げ足が重くなる場面もあったが、欧州市場が開くと、ドルは一段高となったようだ。米国景気への不安感が遠のいて、米主要企業の決算が好調なことから、経済指標の悪化にも歯止めが掛かっているという。流れは円安方向になってきているというのが大方の見方のようだ。ユーロは対円、対ドルともに上昇した。対円では約2カ月ぶりに1ユーロ114円台後半まで上昇した。午後5時現在は114円37~40銭、対ドルで1.2989~92ドルだった。
トヨタは、2010年上半期の生産・国内販売・輸出実績が、前年同期比53%増の388万5,552台となり、大幅に増加したようだ。国内生産、海外生産ともに大幅に回復したという。国内生産は同55.1%増の170万7,504台と2年ぶりに前年を上回った。国内販売はプリウスなどの販売が好調で同43.9%増の85万3,497台、軽自動車を除く市場のシェアは前年同期と比べて4.1ポイントアップの49.6%となり、3年ぶりにプラスとなるとともに、上半期として過去最高となった。輸出はほぼ全地域に向けてプラス、同57.6%増の86万7,577台と2年ぶりに前年を上り、海外生産もほぼ全地域で生産台数が増加し、同51.4%増の217万8,048台と2年ぶりにプラスとなったそうだ。三菱重工、コマツもしっかりと堅調だった。
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