26日の日経平均株価は前週末比はもみ合いながらも値を上げて、72円70銭高の9503円66銭と続伸で引けた。これで、6営業日ぶりに9500円台を回復したことになる。上海総合指数の軟調や、円相場の下げ渋りで、やや上げ幅を縮小するなど、上げ足は重かったようだ。東証一部の出来高は13億213万株。売買代金は9492億円。1兆円割れは7月5日以来。騰落銘柄数は値上がり1127銘柄、値下がり381銘柄、変わらず153銘柄。

米国、欧州、そして中国など、いろいろと警戒感が強いことから、一気に抜けるというわけにもいかないだろう。どうも、日本株は、海外市場の動向に左右されやすいようだ。この辺りで底が固まるかどうかが、一つの注目どころだろうが、やはり米国株がしっかりしてくれないと、上値を狙うのは難しいだろう。欧州の財政懸念も、またいつ蒸し返されるかは分からないので、当分は上げ足も重いだろう。

26日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外市場でドルが買われ、やや、円安に振れたが、欧州勢が取引に参加するとドル売りが優勢となり、上げ幅を縮めたようだ。午後5時現在は1ドル87円20~23銭と前週末比25銭の小幅なドル高・円安だった。どうも、ドル安を見込む向きが多いことから、87円台半ばを超えると利食い売りが出やすいという。ユーロは伸び悩んだものの、対円では大幅上昇した。しかし、対ドルでは小幅上昇。午後5時現在は、対円では1ユーロ112円66~69銭、対ドルで1.2917~2920ドルだった。
 
今日の自動車株は高安まちまち。大手3社は小幅ながらそろって続伸したようだ。ホンダが9円高の2,651円、トヨタが5円高の3,090円、日産自動車が4円高の629円と続伸した。マツダ、ダイハツ工業もしっかり。しかし、スズキが58円安の1,764円、三菱自動車が2円安の113円と反落。いすゞ、日野自動車、富士重工がさえなかったようだ。三菱重工は変らず、コマツはしっかりと値を伸ばしたようだ。MRJの受注は、未だに伸びないようだが、実機が出来ればまた変るだろう。
 
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