昨日も落ちて、今日はどうかと思ったら、22日の日経平均株価はまた続落で、前日比57円95銭安の9220円88銭だった。少しばかり買い戻しは入ったようだが、株価は安値圏で停滞したようだ。原因は円高と米株安、結局、米国頼みの構造は変わらないようだ。東証1部の出来高は26億5888万株。売買代金は1兆2195億円。騰落銘柄数は値上がり515銘柄、値下がり1007銘柄、変わらず149銘柄。

今のドル安は、日本の政治力があまりにも弱いからだという見方があるが、確かにそうかもしれない。ドル・円が86円を割り込むようなら口先の介入はありそうだが、為替に影響を与えるだけの強さが現政権にあるかどうかといわれると首を傾げてしまう。欧州のストレステストが通過すれば、ユーロが持ち直して反転のきっかけになるとの見方も多いが、ユーロ・円が戻しても114円程度であれば、日経平均の上値も1万円に届かないという見方もあるようだ。来週から本格化する国内企業の決算に期待したいが、弱い見通しが出れば、安値を更新する可能性もあるという。

22日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが反落したようだ。米景気の先行き懸念にドル売りが継続し、一時は1ドル86円34銭と年初来安値(86円27銭)に迫ったようだが、最後はやや戻して取引を終えた。午後5時現在は86円55~58銭と前日比60銭のドル安・円高だった。米景気の下振れリスクに触れたバーナンキ証言が材料視され、ドル売りが強まったようだ。欧州の金融機関への特別検査の結果公表が近づいてきたことで警戒感が出てきたことも原因のようで、安全資産とされる円が主要通貨に対して幅広く買われたこともドル円を押し下げる要因になったようだ。ユーロは対円、対ドルともに下落している。対円では約2週間ぶりに1ユーロ110円近辺まで下落。午後5時現在は1ユーロ110円87~90銭、対ドルで1.2809~2912ドルだった。

ドイツの自動車専門誌で発表された「クオリティレポート2010」では、韓国ヒュンダイが、第1位に選出されたようだ。クオリティレポートは、毎年恒例となっている企画で、オーナーの声、リコール情報、ドイツ技術検査協会が持つ750万台に上る各種データなどを加味し、品質に優れたブランドを選び出すという。ヒュンダイは、BMWやアウディをはじめ、トヨタをも上回り、クオリティレポート2010でナンバーワンを獲得した。ヒュンダイにパスされたトヨタは大規模リコールが祟ったのだろうか。そんなトヨタだが、値ごろ感からか買いが入ったようで小幅ながら値を上げている。三菱重工も同様で小幅ながら反発、しかし、コマツは小幅な続落だった。

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