週末にどかっと大きく下げて、9,500円をあっさりと割り込んだ株式市場だが、今週は、米住宅関連指標に注目のようだ。先週は始めの方は米企業決算を好感して買いが入り、値を伸ばしたが、後半は米景気減速を懸念して売りに押され、前半の上昇した分は元の木阿弥となってしまった。企業業績は悪くはないのだが、マクロ経済指標に対する警戒感が、相場を冷やしてしまったようだ。週内は米国で住宅関連指標が注目と言うが、5月分が減税効果のはく落で伸び悩んだだけに、現状の米経済環境を推し量る上でも注目度は高いという。

また、欧州ストレステストの結果も23日に公表の予定だそうだ。市場はとにかく無事に通過するのを待つだけという雰囲気だそうだ。どうも、今週は、指標や為替を見ながら、一喜一憂の相場展開となりそうだという。取り敢えず、週明けは、さすがに売られ過ぎた16日の反動に期待したいという。
 
そんな危うい相場展開で、素人予想も難しいが、上値は、9,700円程度、底は、9,300円程度と予想しておこうか。底がどこに落ち着くかが、焦点だろう。
 
日本ブログ村へ(↓)