昨日も小幅な反落の株式市場は、13日も小幅な続落で、前日比10円88銭安の9537円23銭だった。上海株安を嫌気して、下げ幅を50円近くまで拡大したが、やはり抵抗線の9500円で、底堅さが意識されて買い戻しが入り、下げ渋ったようだ。中国株の下落は、不動産規制緩和を否定する声が出たためのようだ。東証1部の出来高は18億7720万株。売買代金は1兆922億円。騰落銘柄数は値上がり334銘柄、値下がり1201銘柄、変わらず137銘柄。この先は、米インテルの7月以降の見通しが注目されると言う。インテルの決算が明るい方向に向けば、上値を試す動きが期待されるが、それでも、簡単に急上昇するとは思えない相場状況だと言う。

13日のドル円相場は、概ね、下値が堅く88円台半ばを中心とした売買になっているようだ。午後3時現在は1ドル88円56~59銭と前日比28銭のドル安・円高のようだ。今日のドル円取引は、これといった材料もなく、株価を見ながらの取引のようだ。後場に東京株式市場の株価がアジア株の軟調などを映して小反落に転じると、リスク回避姿勢の影響からドル売りが加速して、88円47銭辺りまで下げているようだ。

しかし、格付け大手のフィッチなどは、参院選の与党大敗で、日本の財政再建は一段と困難になるという見解で、ドルの下落を支えているようだ。ユーロは、欧州の銀行に対して実施されているストレステストの結果待ちということで、対円、対ドルともに小動きの状態のようだ。午後3時現在は1ユーロ111円47~50銭で、対ドルは1.2587~2590ドルという水準のようだ。
 
株式相場は小幅続落だが、自動車株も総じてさえない動きのようだ。日産自動車が10円安の645円、ホンダが48円安の2,639円と反落。いすゞが続落し、マツダ、日野自動車が軟調だった。こうした中、トヨタは、5円高の3,125円、富士重工が1円高の490円と小幅ながら上げたようだ。スズキは1,843円で変わらなかった。三菱重工は小幅な下落、コマツも冴えなかったようだ。
 
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