9日の日経平均株価はアジア株高や、円安を好感して買い戻しが加速、前日比49円58銭高の9585円32銭と続伸で引けた。しかし、参院選の結果を見たいと言う雰囲気か、商い見送りムードが強く、動きは鈍かったようだ。東証1部の出来高は16億6579万株(うちSQ分は概算で1億2600万株)。売買代金は1兆2910億円(同987億円)。騰落銘柄数は値上がり818銘柄、値下がり683銘柄、変わらず169銘柄。
この先は選挙の結果よりも、外部環境次第だろう。与党が過半数を割り込むようなら、一時的に政策面の不透明感が重しになるが、それも限定的で、週明けの東京市場でもあまり材料にはならないだろう。底値は堅いようなので、9千円割れはないだろうが、1万円超の勢いはなく、その手前辺りでもみ合うだろうというのが大方の見方のようだ。
この先は選挙の結果よりも、外部環境次第だろう。与党が過半数を割り込むようなら、一時的に政策面の不透明感が重しになるが、それも限定的で、週明けの東京市場でもあまり材料にはならないだろう。底値は堅いようなので、9千円割れはないだろうが、1万円超の勢いはなく、その手前辺りでもみ合うだろうというのが大方の見方のようだ。
9日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが続伸したようだ。米株高でリスク志向が強まったのか、ドル買い・円売りが進んだようだが、週末を控えた円の買い戻しもあり、売り買いが交錯した。午後5時現在は1ドル88円45~48銭と前日比15銭のドル高・円安だった。当面は、利益確定のドル売りが続き、88円台でもみ合いそうだと言う。ユーロは対円、対ドルともに上昇。欧州金融不安はやや払拭されたのか、午後5時現在は対円で1ユーロ112円25~28銭、対ドルで1.2690~93ドルだった。
今日の自動車株は利益確定の売りが優勢で軟調な動きが目立ったようで、トヨタなど大手3社が反落。日産自動車が7円安の643円、ホンダが9円安の2607円、トヨタ自動車が10円安の3120円とそれぞれ下落した。ダイハツ工業、スズキもさえない。しかし、いすゞが4円高の270円と小幅ながら続伸。日野自動車が3円高の428円、富士重工が3円高の490円としっかり値を伸ばしている。三菱自動車は116円で変わらず。三菱重工は小幅ながら値を伸ばし、コマツはさらにしっかりと値を上げている。
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