6日の日経平均株価は始まりは大きく落ちたが、その後に回復して、前日比71円26銭高の9338円04銭と3日続伸だった。終値としては、1週間ぶりに9300円台を回復した。TOPIXは同10.35ポイント高い847.24ポイントと3日続伸だった。主力株が買われて、息を吹き返した株式市場は、 シカゴ先物取引システムの米株価指数先物が踏みとどまり、中国株高や円高一服感で盛り返したようだ。東証1部の出来高は18億6256万株。売買代金は1兆1732億円。騰落銘柄数は値上がり1179銘柄、値下がり346銘柄、変わらず148銘柄。

それでも環境が良くなったというよりは、9千円ラインを底と認識したテクニカルリバウンドで、主力株の持ち直しは、年金の買いと言われているようだ。そんな状況なので、9千円ラインで底堅さが意識されても、上値を追うことは難しいだろうという。米国の景気がもう少し元気になれば反発するだろうというのが大方の見方のようだ。

6日の東京外国為替市場のドル円相場はドルがやや反発したようだ。世界経済に対する悲観的な見方がやや薄らいで、午後からは買い戻しが入ったようだ。午後5時現在は1ドル87円85~88銭と前日比02銭の小幅なドル高・円安だった。上海株や日経平均株価の上昇を背景に、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がり、ドルは前日とほぼ同水準まで値を戻したようだ。ユーロは対円、対ドルともに上昇したようだ。欧州の銀行への特別検査の結果発表がユーロへの警戒感を払拭するきっかけになるかもしれないという。午後5時現在は対円で1ユーロ110円64~67銭、対ドルで1.2591~2594ドルだった。

トヨタはやや株価を上げている。自販連が発表した6月の乗用車車名別販売台数ランキングによると、トヨタ『プリウス』が14か月連続でトップだったようだ。販売台数は前年同月比43.0%増の3万1,876台だった。2位はホンダ『フィット』で22.5%増の1万5955台、3位がトヨタ『ヴィッツ』で27.9%増の1万1625台だった。4位はトヨタ『カローラ』、5位が日産『セレナ』、6位がホンダ『ステップワゴン』、7位がトヨタ『パッソ』、8位がホンダ『フリード』、9位がトヨタ『ヴォクシー』、10位がマツダ『デミオ』だったそうだ。しかし、トヨタのレクサスなどのリコールは波紋を広げているようだが、また大事にならないといいが、・・・。三菱重工、コマツも堅調だった。

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