5日の日経平均株価は米国市場が独立記念日で休場のため、薄商いに売りなしを地で行ったように前週末比63円07銭高の9266円78銭と続伸で引けた。米国市場が休みのため、ドルは87円台で小動きだったようなので、株価も値ごろ感が意識され、しっかりした値動きが続いたが、東証1部の売買代金は8906億円と2月16日以来の9000億円割れと、今年3番目の低水準となったようだ。出来高も14億3981万株と6月28日以来、1週間ぶりに15億株を割り込んだ。米国市場が休場のために様子見気分で、商いは積極性に欠けたようだ。騰落銘柄数は値上がり1132銘柄、値下がり400銘柄、変わらず141銘柄。
今週はあまり波風の立たない1週間となりそうだという。材料も国内で機械受注、海外でECB(欧州中銀)くらいしかなく、前週末発表の米6月雇用統計も、やや下ブレた程度で予想の範囲内だったようだ。発表前は不透明感から米景気への懸念が増大したが、結果を見れば、回復のペースが緩やかと言う程度でプラスの材料になったようだ。急落続きの米国市場が休場で、明日の相場に安心感があるほか、そろそろ米国市場もテクニカル的な反発期待があるのではないかという期待があると言う。
今週はあまり波風の立たない1週間となりそうだという。材料も国内で機械受注、海外でECB(欧州中銀)くらいしかなく、前週末発表の米6月雇用統計も、やや下ブレた程度で予想の範囲内だったようだ。発表前は不透明感から米景気への懸念が増大したが、結果を見れば、回復のペースが緩やかと言う程度でプラスの材料になったようだ。急落続きの米国市場が休場で、明日の相場に安心感があるほか、そろそろ米国市場もテクニカル的な反発期待があるのではないかという期待があると言う。
週明け5日の為替市場のドル円相場は、米国市場が休場となるので、動きがなく、1ドル87円台後半での小動きが続いたようだ。午後5時現在は87円83~86銭と前週末比08銭の小幅ドル安・円高だった。今日は1ドル87円台後半で取引が始まり、午前は輸入企業や機関投資家のドル買いが入り、88円台を超える場面もあったようだが、その後は積極的な取引は見られなかったと言う。前週末の米雇用統計がふたを開けると、米景気の回復が緩やかなものにとどまるとの見方が改めて広がっているようだ。この辺りで円高も終息しそうだという見方が大方のようだ。ユーロは対円、対ドルで上昇した。午後5時現在は、1ユーロ110円09~12銭、対ドルでは、1.2532~2535ドルだったようだ。
トヨタは小幅な反発。エンジン部品の欠陥が判明した「レクサス」の「LS460」やトヨタ「クラウン」など約9万1000台のリコールを届け出た。対象はレクサスの「LS」「GS」「IS」シリーズとクラウンの計8車種で、05年7月27日~08年8月21日に製造したもの。
不具合は、「バルブスプリング」というエンジンのばね部品で、車1台当たり24~36本付いているが、製造段階でばねに異物が混入した可能性があり、強度不足で折損の恐れがあり、走行中にエンジンが止まる恐れがあるという。これに関して、苦情が220件寄せられ、うち44件は実際に走行中にエンジンが止まったという。問題のバルブスプリングはすべてを強度の高いものに交換するが、車種によって、エンジンを取り外す必要があるため時間がかかるようだ。海外では、計18万台が対象になるため、改修費用は総額で200億円程度に上るという。
不具合は、「バルブスプリング」というエンジンのばね部品で、車1台当たり24~36本付いているが、製造段階でばねに異物が混入した可能性があり、強度不足で折損の恐れがあり、走行中にエンジンが止まる恐れがあるという。これに関して、苦情が220件寄せられ、うち44件は実際に走行中にエンジンが止まったという。問題のバルブスプリングはすべてを強度の高いものに交換するが、車種によって、エンジンを取り外す必要があるため時間がかかるようだ。海外では、計18万台が対象になるため、改修費用は総額で200億円程度に上るという。
品質のトヨタが、ここで主力商品のレクサスのそれもエンジンに不具合と言うのはかなりの影響を免れないだろう。信用は何物にも変え難い財産だ。それを一番よく知っているのはトヨタではないのか。三菱重工、コマツはともに小幅な反発で引けている。
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