23日の日経平均株価はやはり大きく落ち込んで前日比189円19銭安の9923円70銭と続落だった。様子見気分が強くて取引は低調、結局、終値では1万円を割り込んで引けた。アジア株安や円相場のこう着で、嫌気がさしたのか、商いは低調で安値圏で停滞した。一時は、先物の手じまい売りに、下げ幅を200円超に拡大する場面があったようだ。東証1部の出来高は16億1302万株。売買代金は1兆1170億円。騰落銘柄数は値上がり184銘柄、値下がり1420銘柄、変わらず64銘柄。
売り買いともに動意に乏しい相場展開で、売りに走る理由を探しても見つからないと言ったところだろうか。FOMCや週末のG20首脳会議の結果を見たいという投資家も少なくはないのだろう。人民元の弾力化も取引を活発化させるような結果は出ていないようで、当てが外れた感も大きいようだ。しばらくは1万円を挟んだ相場展開となるだろう。ここを抜けるには、米6月雇用統計など米経済指標が好転するのを期待するほかに、4-6月期の業績の行方も大きな材料となるだろうという。
売り買いともに動意に乏しい相場展開で、売りに走る理由を探しても見つからないと言ったところだろうか。FOMCや週末のG20首脳会議の結果を見たいという投資家も少なくはないのだろう。人民元の弾力化も取引を活発化させるような結果は出ていないようで、当てが外れた感も大きいようだ。しばらくは1万円を挟んだ相場展開となるだろう。ここを抜けるには、米6月雇用統計など米経済指標が好転するのを期待するほかに、4-6月期の業績の行方も大きな材料となるだろうという。
23日のドル円相場は、これといった材料がないことやFOMCの金融政策決定会合を控え、様子を見たいという投資家が多かったようで、90円台半ばでもみ合ったようだ。午後3時現在は90円40~43銭と前日比38銭のドル安・円高だった。今日は、米住宅指標の悪化でドルが売られた流れを引き継いで、これに材料難が拍車をかけ、1ドル90円台半ばでもみ合いが続いたようだ。
人民元は1ドル6.810元とやや元安に振れたが、材料にはなっていないようだ。FOMC声明が注目されているが、異例の低金利を長期にわたって継続するとの声明に修正はないようなのでこの様子だとさらにドルが軟化するかもしれないと言う。ユーロは対円、対ドルともに下落した。午後3時現在は1ユーロ110円87~90銭、対ドルでは、1.2260~63ドルだった。
トヨタは55円安の3,220円と続落、ホンダが42円安の2,770円、日産が12円安の666円と続落した。中国工場でのストライキの頻発が、日系メーカーのリスク要因として深刻化しており、株式市場でも影響は家なり深刻なようだ。日立と三菱重工は、海外向け鉄道システム事業における協業で基本合意したと発表したが、米国株の急落で相場自体が軟調に推移したことから反応は薄く、一時日立が10円安の350円、三菱重工も10円安の322円まで売られたようだ。この大幅な続落では仕方がないが、コマツも値を下げている。
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