17日の日経平均株価はやはり反落して前日比67円75銭安の9999円40銭と1万円割り込んだ。上海市場の下落などもあったが、やはり急激に上げたことによる利益確定があったのだろう。EU首脳会議なども予定されているので意欲に乏しく、底は堅かったものの、円のジリ高を重しに戻りも鈍かったようだ。東証1部の出来高は15億266万株。売買代金は1兆1407億円。騰落銘柄数は値上がり531銘柄、値下がり983銘柄、変わらず156銘柄。

全体に材料難で、売り買いともに冴えない一日だったようだ。参院選も控えており、今後も1万円を挟んで狭いレンジで小動きが続くという見方が多いようだ。また、ユーロも、欧州にはほどほどの心地よい水準だという。EU首脳会議でも、これ以上のユーロ暴落は避けたいが、ドイツやフランスなど輸出国には好い加減なので、ユーロ高にはならないだろうという。

今日のドル円相場は、これという材料もなく、1ドル91円台前半で、動きがなかったようだ。午後5時現在は91円18~21銭と前日比48銭のドル安・円高だった。ドル円相場は、91円台で方向感のない展開が続いているようだ。来週の米連邦公開市場委員会で、利上げに強気な意見が出れば、ドル高に動くかもしれないという。

ユーロは対円で下落、対ドルで小動き。欧州連合首脳会議やスペインの長期国債入札に、ユーロの動向を占う上で市場の注目が集まっているという。しかし、大きな反転はないだろうというのが、大方の見方のようだ。午後5時現在は、対円で1ユーロ111円98銭~112円01銭、対ドルで1.2279~2282ドルだった。

トヨタは反落、英国の環境NPO、ETA(エンヴィロンメンタル・トランスポート・アソシエーション)は、毎年恒例の「グリーンカーオブザイヤー2010」を発表したが、今年はトヨタ『iQ』が、イヤーカーに輝いたという。この賞は、英国内で販売中の5000以上の車種を対象に、燃費やCO2排出量を主な指標として、環境に優しいモデルを選ぶというものだそうだ。三菱重工、コマツも小幅ながら反落で引けている。

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