17日の日経平均株価は欧米の株安などを嫌気して前週末比226円75銭安の1万235円76銭と大幅な続落だった。あっさりと終値で1万300円を割り込んでしまった。ユーロ安にも歯止めがかからず、シカゴ先物でも下落、アジア株も全面安のトリプル安だった。下げ幅は一時300円超に拡大し、1万200円を割り込むという恐ろしい場面もあったようだ。東証1部の出来高は26億1922万株。売買代金は1兆8006億円。騰落銘柄数は値上がり201銘柄、値下がり1436銘柄、変わらず39銘柄。

前週は安値の中でもみ合っていて方向感が乏しく、どちらかにも傾く可能性があったが、今週は大きく下げたために、当面は下値を探る展開となりそうだという。底値の目途は1万100円前後になるそうだというが、これを割り込むと1万円が迫ってくるようだ。しかし、基本的には日米とも悪くはないので、大きく割り込むことはないと思われる。ユーロが落ち着きを取り戻せば、戻りも早いのではないかと思われる。
 
17日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが続落した。ユーロ圏の財政問題への懸念からユーロ安・円高が進み、つられてドル円相場も下落したようだ。午後5時現在は1ドル92円00~03銭と前週末比74銭のドル安・円高だった。出だしはユーロ売り・円買いにつられて、ドルも対円で下落したが、午後に入ると、値ごろ感から短期筋のドル買いが入り、92円を挟んでもみ合う展開となった。ドル売りが進むような材料はあまりないため、ドル円は91円台半ばが底になるのではないかという。

 
今日のトヨタは、変らず。トヨタ紡織は、5月19日から21日にパシフィコ横浜で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2010」に、軽量化・省エネ技術として画期的な軽量化を実現した新世代シート骨格を出展するという。ネット素材を使用したシートなども展示するようだ。バイオ技術では、生長が早くCO2吸収能力の高い「ケナフ」を原料としたドアトリムや、「ひまし油」を活用したバイオウレタンシートパッドなど、植物由来材料の採用拡大を目指して開発した内装部品を展示、石油由来製品を低減するための取り組みをアピールするようだ。三菱重工、コマツはかなり下げてきているようだ。
 
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