28日の日経平均株価は今年2番目と言う大幅な反落で前日比287円87銭安の1万924円79銭だった。一部の銘柄には好決算を材料視した買いが入り、日経平均を支えたが、米連邦公開市場委員会の声明待ちや祝日を前にした手じまい売りもあっったようで戻りは重く、安値圏に沈んだようだ。東証1部の出来高は24億7831万株。売買代金は1兆9307億円。騰落銘柄数は値上がり151銘柄、値下がり1476銘柄、変わらず44銘柄。

祝日前では利益確定売りも出るし、連休を控えているため動きにくさもあるようだ。今の環境なら、連休明けにも企業業績を見ながら戻りを試す展開が期待できるだろうという。ギリシャ問題は感情的なもので、ポルトガルに関してもギリシャとは別で、欧州全体には飛び火しないだろうという。

為替の方は、

28日の東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャ国債の格下げに伴ってユーロが単独安となり、その分が円買いに回ったようで、それにつられてドルも続落した。午後5時現在は1ドル93円25~28銭と前日比53銭のドル安・円高だった。海外市場ではギリシャ債のほかにポルトガル債も格下げされ、欧州の財政問題の拡大が懸念されているようだ。下げ一段落の後は買いも入り、安値圏でもみ合う展開となったようだ。しかし、ユーロへの不信感は根深いようだ。

今日のトヨタは下げたようだが、トヨタ系4社は減収増益で、トヨタ自体も黒字転換を果たしたようだ。しかし、関東自動車は受注減が響いて赤字転落と言うことだったらしい。三菱重工も反落、同社は2011年3月期連結を、売上高が前期比3.1%減の2兆8500億円、営業利益が14.2%増の750億円を見込んでいるという。コマツも反落だが今日は止むを得ないだろう。

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