今週と来週はゴールデンウィークで休場が多いが、ギリシャの財政赤字、米国での金融規制強化、日本国内では普天間基地移転など政局不安も予想され、市場に影響を与える問題は山積のようだ。そんなわけで普通は静かな市場展開となるのだろうが、今年は内外の問題を横目に神経質な連休となりそうだ。

しかし、主力大型株の下落では海外投資家による押し目買いも見られ、日経平均株価は大きく崩れることはないだろうと言う。材料で注目されるのが、27日のFOMC(米連邦公開市場委員会、28日まで)と30日の日銀金融政策決定会合。日米とも現状維持との見方だが、サプライズを予想する向きもあるようだ。

また、主力企業の3月期決算発表も本格化するが、今期業績計画は引き続き慎重にみる企業が多いようで、決算発表後の失望売りも予想されるという。このため、主力株より動きの軽い2部株や中小型株物色の方が買い易いという。また、5月1日から中国・上海万博が開幕するので、中国関連株も注目されるだろう。

そんなところで今週の上値は、1万1300円程度から、底値は1万800円程度だろうか。あまり大きく動くことはないような気がするが、・・・。

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