19日の日経平均株価はゴールドマンサックスショックで米国株価やドルが急落、前週末比193円41銭安の1万908円77銭と大幅に続落した。終値としては、3週間ぶりに1万1000円を割り込んだようだ。しかし、一時1万900円を割り込んだあとは、業績回復を期待する押し目買いに後押しされ、下げ渋ったようだが、反発を期待するには程遠かったようだ。東証1部の出来高は20億2864万株。売買代金は1兆4314億円。騰落銘柄数は値上がり159銘柄、値下がり1470銘柄、変わらず45銘柄。

今日の相場は開始と同時に一気に下げたようで、その後はさほどでもなかったので、ゴールドマン・サックスショックはまだ消化し切っていないという。今後の国内への影響なども不透明で、これまでのように好地合いとは言い切れないという。しかし、その分、国内企業の決算も出始めるため、企業業績の回復を期待する買いが支えるという期待もあるようだ。

19日の東京外国為替市場のドル円相場は、前週末に米証券取引委員会(SEC)が同国の金融大手ゴールドマン・サックスを証券詐欺で提訴したことで、ドルが大きく値を下げたようだ。これにユーロ売り・円買いが拍車をかけた。午後5時現在は1ドル91円79~82銭と前週末比81銭のドル安・円高だった。

東京市場はドルが値を下げて始まり、株安によるリスク回避の円買いと国内輸入業者によるドル買いでもみ合ったようだ。午後に入ると、欧州勢がギリシャ財政不安でユーロを売り・円を買う動きが強まり、ドル円は一段安で引けている。

今日のトヨタは、続落の大幅安で引けた。トヨタの社長は人がよさそう。大量リコール問題で米議会公聴会後、涙ぐむ姿に多くの人がそう思ったのでは。現地法人の従業員と向き合う創業家の御曹司の姿勢は誠実さを感じさせた。幸い米国でのトヨタ車の販売台数も回復しつつあるようだ。

トヨタは、80点主義の優等生的な車で会社を拡大してきた。しかし、世の中は変ったようだ。温暖化対策に若者の車離れ、これまでの80点主義をはねのけて、車好きの目が輝くような車も必要だろう。80点主義の優等生的な車を売って、それと同時に車好きの目を釘付けにするような新しい車も開発して欲しいものだ。

今日ッは三菱重工も大幅な下落、もちろんコマツも右へ倣えで全敗の一日だった。


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