15日の日経平均株価は手堅く続伸して前日比68円89銭高の1万1273円79銭と値を伸ばした。上げ幅を一時100円超に拡大し、前場の高値をやや上回る場面もあったようだが、材料難に過熱感もあって、次第に上値の重い展開となったようだ。またギリシャ問題再燃でドルが下げたことも重しになったようだ。東証1部の出来高は、23億6697万株。売買代金は1兆5313億円。騰落銘柄数は値上がり1057銘柄、値下がり457銘柄、変わらず158銘柄。ギリシャは5月にかけて国債の償還に伴う資金調達が必須になるというが、金利が7%まで上昇しており、これの調達は困難との見方があるようだ。日本と欧州との関係は米中ほど密ではないものの、今後のリスクとして警戒しておきたいという。
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャの財政問題をめぐる懸念が再燃し、安全資産とされる円が買われ、ドルが下落した。午後5時現在は1ドル93円13~16銭と前日比33銭のドル安・円高。米景気の回復期待を背景にドルがじり高で推移したようだが、午後に入ると、ギリシャ国債とドイツ国債との利回り格差が拡大したことを受け、ユーロが主要通貨に対し売られ、円に資金が流入してドル円でドルが押されて値を下げたようだ。リスク回避の動きに加え、中国が預金準備率を引き上げるとのうわさが流れて、安全資産の円買いが材料視されているという。
今日のトヨタは下落した。トヨタは横転事故の危険性を指摘された高級スポーツ用多目的車(SUV)「レクサスGX460」を自主改修する方針のようだ。問題の横滑り防止装置の作動が遅れる原因は現時点で特定されていないが、一部には電子制御システムのプログラムが原因との見方があり、大規模リコールに追い込まれたハイブリッド車「プリウス」の事例と似ているという。横滑り防止送致は車輪の横滑りを感知すると、電子制御でブレーキやエンジン出力を調整して車両の進行方向を維持する装置だが、GX460では急ハンドル時に作動が遅れ、後輪が大きく滑るという。トヨタは自主改修の際、ソフトを書き換えてブレーキの利きを強くするなどの対策を取るようだ。三菱重工業は大きく反発、アイスランド最大の地熱発電会社レイキャビク・エナジーと提携し、世界市場で地熱発電の受注に乗り出すと発表したのが好感されたか。コマツもしっかりと値を上げて引けている。
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15日の東京外国為替市場のドル円相場は、ギリシャの財政問題をめぐる懸念が再燃し、安全資産とされる円が買われ、ドルが下落した。午後5時現在は1ドル93円13~16銭と前日比33銭のドル安・円高。米景気の回復期待を背景にドルがじり高で推移したようだが、午後に入ると、ギリシャ国債とドイツ国債との利回り格差が拡大したことを受け、ユーロが主要通貨に対し売られ、円に資金が流入してドル円でドルが押されて値を下げたようだ。リスク回避の動きに加え、中国が預金準備率を引き上げるとのうわさが流れて、安全資産の円買いが材料視されているという。
今日のトヨタは下落した。トヨタは横転事故の危険性を指摘された高級スポーツ用多目的車(SUV)「レクサスGX460」を自主改修する方針のようだ。問題の横滑り防止装置の作動が遅れる原因は現時点で特定されていないが、一部には電子制御システムのプログラムが原因との見方があり、大規模リコールに追い込まれたハイブリッド車「プリウス」の事例と似ているという。横滑り防止送致は車輪の横滑りを感知すると、電子制御でブレーキやエンジン出力を調整して車両の進行方向を維持する装置だが、GX460では急ハンドル時に作動が遅れ、後輪が大きく滑るという。トヨタは自主改修の際、ソフトを書き換えてブレーキの利きを強くするなどの対策を取るようだ。三菱重工業は大きく反発、アイスランド最大の地熱発電会社レイキャビク・エナジーと提携し、世界市場で地熱発電の受注に乗り出すと発表したのが好感されたか。コマツもしっかりと値を上げて引けている。
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