13日の日経平均株価は反落して前日比90円67銭安の1万1161円23銭で引けた。東証株価指数は同6.34ポイント安の988.44と3営業日ぶり反落。このところ、市場の高値が警戒感を呼ぶ中、為替が円高に振れたことなどから利益確定売りが広がったようだ。出来高は23億7304万株。相場はかなり過熱気味で、先駆けて上昇した輸出関連株に加え、銀行など内需株にしても高値に対する警戒感が高まっていたので、一旦、調整が必要との見方が大方だったようだ。為替が円高に振れたことが利益確定売りを呼んだようだが、これも当然の調整と冷静に受け止めている投資家が多いようだ。

米半導体大手インテルの決算発表直前という時期も買い見送りにつながったようだ。国内でも4月末からの決算発表に目が行くようで、今後はさらに様子見気分が高まるという。欧州の財政問題が何とか落ち着いたが、人民元の切り上げに伴うドル安・円高など為替への影響が警戒されるようだ。そのため決算発表が終わるまでは、上値が重い展開が続くだろうという。

為替の方は、

13日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが下落して引けたようだ。リスク回避志向が強まり、円が買われたようだが、午後に民主党デフレ脱却議連の参院選マニフェストへの要望案が報道されると、ドルは一気に買い戻されたようだ。午後5時現在は1ドル93円21~24銭と前日23銭のドル安・円高だった。13日は朝から日経平均株価が大幅に下がったことで、リスク回避で円が買われ、ドルは1ドル92円台後半まで下落し、もみ合いを続けたが、一部報道で、為替を1ドル120円前後を目安に相場が適切な水準を保つように最大限の努力を行う」ことなどを盛り込んだ民主党のデフレ脱却議連の要望案が伝わると、一気にドルが買い戻されたようだ。

今日のトヨタはやや下落して引けたようだ。米世論調査会社ゾグビーが発表したトヨタの大量リコール問題に関する世論調査によると、「トヨタ車の安全性は他のメーカーの車と同等かそれ以上」との回答が62%に上ったようだ。トヨタの品質評価はさすがに、なお高いようだ。三菱重工は小幅な下げで引けた。コマツはやや大きく下げている。

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