今週の東京株式市場は、週末にオプションSQ(特別清算指数)が発表されるので、先物に注目が集まりそうだ。市場自体はやや過熱気味で高値に警戒感があり、上値は重くなるかも知れない。しかし、出遅れた投資家が多いようなので、底は世界的な景気回復期待があるので、押し目買いが支えになるだろう。

これまでやや出遅れていたTOPIXが年初来高値を更新したころから、市場も緩やかな変化がみられるという。内需株の一角が堅く推移しており、世界的な景気回復が国内にも良い影響を与えると言う見方が強くなっているようだ。仮に、主力株が利益確定売りに押されても、資金は内需株へ向けられ、指数の下げも限られるのではないかという。価値観も手ごろなために、これらを組み入れてもいいのではないかという。週後半に小売株の決算発表が集中しているが、内需株の復調を占う意味でもこれらの決算は注目だそうだ。また、主な指標としては日銀金融政策決定会合、2月機械受注の発表が予定されている。

こんなところで、今週の上値は、1万1500円程度までいけば大成功か。底は1万900円程度だろうか。1万1千円が大きな攻防ラインだろう。

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