自民党の与謝野氏が離党した。予想されていたことだが、いよいよ政治崩壊が本格的に始まったようだ。自民党も野党慣れしていないのかどうもやることが鷹揚で何とか政権を取り戻そうと言う意欲に欠けるようなところがある。しかし、新党というのはどうも時期ものという感じがしてそれが本格的な政権政党にはならないだろう。それはこれまでの新党の行方が証明している。それでも新党というのは風に乗ってある程度の勢力を得たら、また大政党に復帰と言うことを狙っているのだろうか。日本人は基本的に他力本願、寄らば大樹の陰で、しかも移り気だから新たな政党が本格政党に成長するまでは待てないだろう。
民主党は相変わらず訳の分からない迷走を続けている。こちらは政権政党慣れしていないのだろうか。普天間問題も「3月末までと言う法的な規制はない」などというが、そもそも「3月末まで」と言い出したのはかく言う首相ご本人だろう。政党の中核の首相と幹事長に加えて議員までも政治資金問題を抱え込み、閣内は不一致などと言うもおこがましく言いたい放題、莫大な借金予算を成立させ、この先もこれと言った政策もなく予算の膨張政策を継続するようだ。これが自民党の政権なら閣僚の3、4人は辞任しているだろうし、場合によっては内閣退陣かも知れないが、まだ世論は民主党には甘いようだ。
しかし、さすがに政権に対する信用はがた落ちでこの先もこれを浮揚させるような画期的な政策は逆さに振っても出てきそうもない。支持率は落ちる一方のようだ。ところが二大政党などといわれている自民党も民主党が失った支持を吸収することが出来ないでもたもたしている。さっさと新しい体制でも作って50年以上の長きにわたって政権を担当してきた政党のノウハウで現実的な政策でも掲げればいいのだが、素人目にももたついていてパッとしない。そうした間隙を縫って支持を集めているのが、みんなの党など新党だが、これも一時的なものだろう。
こうして政治に対する国民の信頼はどんどん失われていく。それは政治家だけではなく国民にも大いに責任があるのだろうが、こんな時期に政治崩壊が始まったらこの国は一体どうなるのだろうか。それを政治家も国民も真剣に考えるべきだろう。あれをあげます、これもあげます、そう言われて何かが変る、生活が楽になると有頂天になったのかも知れないが、今は何かを得て、安楽を貪る時代ではなく、先に向かって耐える時代だろう。じっと耐えた先に少しは明るい未来があるということを国民に示すのが、政治家の使命だろうが、今の政治屋さんや政治同好会の皆様たちにはそんなことは到底無理なことなのかも知れない。いっそのこと天才的なカリスマ指導者の出現でも夢見る方がまだ可能性があるのかも知れない。
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民主党は相変わらず訳の分からない迷走を続けている。こちらは政権政党慣れしていないのだろうか。普天間問題も「3月末までと言う法的な規制はない」などというが、そもそも「3月末まで」と言い出したのはかく言う首相ご本人だろう。政党の中核の首相と幹事長に加えて議員までも政治資金問題を抱え込み、閣内は不一致などと言うもおこがましく言いたい放題、莫大な借金予算を成立させ、この先もこれと言った政策もなく予算の膨張政策を継続するようだ。これが自民党の政権なら閣僚の3、4人は辞任しているだろうし、場合によっては内閣退陣かも知れないが、まだ世論は民主党には甘いようだ。
しかし、さすがに政権に対する信用はがた落ちでこの先もこれを浮揚させるような画期的な政策は逆さに振っても出てきそうもない。支持率は落ちる一方のようだ。ところが二大政党などといわれている自民党も民主党が失った支持を吸収することが出来ないでもたもたしている。さっさと新しい体制でも作って50年以上の長きにわたって政権を担当してきた政党のノウハウで現実的な政策でも掲げればいいのだが、素人目にももたついていてパッとしない。そうした間隙を縫って支持を集めているのが、みんなの党など新党だが、これも一時的なものだろう。
こうして政治に対する国民の信頼はどんどん失われていく。それは政治家だけではなく国民にも大いに責任があるのだろうが、こんな時期に政治崩壊が始まったらこの国は一体どうなるのだろうか。それを政治家も国民も真剣に考えるべきだろう。あれをあげます、これもあげます、そう言われて何かが変る、生活が楽になると有頂天になったのかも知れないが、今は何かを得て、安楽を貪る時代ではなく、先に向かって耐える時代だろう。じっと耐えた先に少しは明るい未来があるということを国民に示すのが、政治家の使命だろうが、今の政治屋さんや政治同好会の皆様たちにはそんなことは到底無理なことなのかも知れない。いっそのこと天才的なカリスマ指導者の出現でも夢見る方がまだ可能性があるのかも知れない。
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