2日の日経平均はやや高の前日比41円69銭高の1万1286円09銭で値を伸ばして、連日、年初来高値を更新したようだ。しかし、米国3月雇用統計の発表を控えて様子見気分に走り、上げたことは上げたが、こう着という感じが強かったようだ。何よりも材料が乏しいことや、週末で上値が重かったようだが、市場の過熱感が警戒されている割には底堅く展開したようだ。東証1部の出来高は21億416万株。売買代金は1兆5739億円で、トップの第一生命 <8750> が全体の11.3%を占めた。騰落銘柄数は値上がり805銘柄、値下がり708銘柄、変わらず162銘柄。
一気に値を上げれば投資家も高値警戒感で引けるだろうが、今日のようなやや高では、商いも大きく伸びているわけではないため、過熱感に強い警戒感もないようだ。来週はオプションSQ(特別清算指数)算出を控えることから先物の動きに視線が集まるだろう。金融株については郵貯預入額の引き上げが重しだが、内需株は出遅れているので値を上げている輸出関連株が利食いに凹んでも資金が内需株へシフトして指数は底堅いだろうという。
2日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが続伸したようだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急会合を開くとのうわさがドル買いを呼び、一時1ドル94円台まで上昇したようだ。午後5時現在は93円93~96銭と前日比33銭のドル高・円安だった。
海外市場のドル買いが東京市場にも圧力をかけたようだ。米雇用統計に注目が集まる中、FRB緊急会合に関するうわさの広がり、米公定歩合の引き上げられるとの観測も出て買いが活発化し、昨年8月下旬以来のドル高となった。
米雇用統計の非農業部門就業者数は、前月比19万人程度の増加と予想されている。20万人以上ならドル買い。強い数字が出れば、95円まで一気に行く可能性があるという期待があるようだ。また、逆に、期待が裏切られたときの反応は大きくなりそうだという見方もあるようだ。
今日のトヨタはしっかりと高値で引けた。トヨタの3月の米国新車販売は前年同月比4割増と大幅なプラスとなったようだ。米議会公聴会に豊田社長が出席して大規模リコールへの対応を釈明したことなどが売上増に貢献したという。しかし、1~2月の急激な販売減で実施したゼロ金利ローンなどの販売促進策による底上げも大きく、不安が解消したとは必ずしも言えないようだ。促進策終了後に販売が再び落ち込む懸念もぬぐえないというが、トヨタのことだから次の手を打つだろう。三菱重工はやや過熱気味か小幅な反落、一方、コマツは小幅な続伸で引けている。
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一気に値を上げれば投資家も高値警戒感で引けるだろうが、今日のようなやや高では、商いも大きく伸びているわけではないため、過熱感に強い警戒感もないようだ。来週はオプションSQ(特別清算指数)算出を控えることから先物の動きに視線が集まるだろう。金融株については郵貯預入額の引き上げが重しだが、内需株は出遅れているので値を上げている輸出関連株が利食いに凹んでも資金が内需株へシフトして指数は底堅いだろうという。
2日の東京外国為替市場のドル円相場はドルが続伸したようだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が緊急会合を開くとのうわさがドル買いを呼び、一時1ドル94円台まで上昇したようだ。午後5時現在は93円93~96銭と前日比33銭のドル高・円安だった。
海外市場のドル買いが東京市場にも圧力をかけたようだ。米雇用統計に注目が集まる中、FRB緊急会合に関するうわさの広がり、米公定歩合の引き上げられるとの観測も出て買いが活発化し、昨年8月下旬以来のドル高となった。
米雇用統計の非農業部門就業者数は、前月比19万人程度の増加と予想されている。20万人以上ならドル買い。強い数字が出れば、95円まで一気に行く可能性があるという期待があるようだ。また、逆に、期待が裏切られたときの反応は大きくなりそうだという見方もあるようだ。
今日のトヨタはしっかりと高値で引けた。トヨタの3月の米国新車販売は前年同月比4割増と大幅なプラスとなったようだ。米議会公聴会に豊田社長が出席して大規模リコールへの対応を釈明したことなどが売上増に貢献したという。しかし、1~2月の急激な販売減で実施したゼロ金利ローンなどの販売促進策による底上げも大きく、不安が解消したとは必ずしも言えないようだ。促進策終了後に販売が再び落ち込む懸念もぬぐえないというが、トヨタのことだから次の手を打つだろう。三菱重工はやや過熱気味か小幅な反落、一方、コマツは小幅な続伸で引けている。
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